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cafe chotto お能ツアー「松平春嶽公記念能 昭君」

 

10日(土)にお休みをいただいて、お能鑑賞ツアーに出かけてきました!

 

 

 

 

出かけたといいつつ・・最初はお隣のLa Postさんでランチしてました!

 

お集まりいただいた参加者の皆さまたち。

 

男性参加者が一人もいらっしゃらなくて、

自然女子会に。

 

車を乗り合わせてハピリンに到着♪

 

駐車場はどこも満車だわ、自由席で開場前から行列がすごいわで

バタバタして写真をすっかり撮り忘れてしまったので

断片的画像でご想像ください^^;

 

ハピリン3階の能舞台ホールに入ると

新築の建物特有の木の香りがプ〜ンと!

 

ストーリーやお能のみどころ解説の充実したパンフレットをいただけました^^

そしてchottoも極秘資料なるものを用意・・。参加者の皆さまにお配りしました。

 

内容一部は・・このようなお能の台本や

 

本公演のきっかけとなった

松平春嶽公が書かれた王昭君についての掛軸の内容を。

 

 

今、福井市立郷土歴史博物館さんの館蔵品ギャラリー「松平春嶽が愛した詩題」で直筆の掛軸が展示されていますので

そちらで配布されていた資料を掲載させていただきました!

展示は1月22日までだそうなので、皆さまぜひご覧ください♪

 

 

お能鑑賞のときは

台本をお持ちになると2倍3倍と楽しめますのでオススメです!

ただ見て聞いているだけだと、何を言っているのかがまずわかりません・・(;・∀・)

視力が悪いのに眼鏡をしないで映画をみるようなもんです。

 

本当は、ただ聞いてればわかるんやワシは〜!という顔をしたいところですが

やっぱり古文はなかなか日常親しまないもので仕様がありません。

 

台本はこういう文学全集のシリーズに必ず謡曲集というのがありますので

目次で演目を確認してみてください。

こういう本はブックオフで安く売っていますし

どこの図書館にも必ずあります。

 

 

 

お能は和歌や故事の引用もあるので

解説中で引用されたもとの和歌なども同時に味わうことができて

舞台を深く理解できます。

 

この日はさらに、上演前に羽衣国際大学名誉教授の泉紀子先生の解説があり

春嶽公が王昭君の詩を作られた年の出来事や

加藤清正公が熊本城内に作った昭君の間のお話がありました^^

 

熊本城の「昭君の間」は「将軍の間」の隠語で、豊臣秀頼を迎えるために清正が用意したものという説があります。

 

もともとお能に関心をもったきっかけが、

戦国武将がお能を見ていたときの感情を共有できるのではないかというところにあった店主。

 

は!そうか!

加藤清正はお能昭君を見ていたのかしらと考えることもできるのかー!と

そこで気づいて

加藤清正になった気持ちで昭君を鑑賞しました^^

 

そうするとほんとにたまらないくらい面白くなっちゃったのですが

お話しが長くなっちゃうので割愛いたします。

 

清正公ファンの方にはぜひ、昭君ご覧になることをオススメしたいです!

むせび泣いてしまうことうけあいです!!

 

 

さて、終演後、駐車場へ向かう途中にあった博山屋さん。

以前の記事で紹介させていただいてたのですが

閉店セールをされているという情報いただいてびっくり!!

ついつい寄り道して丹波の壺をゲット・・・。

 

 

 

お店が無くなられてしまうなんてさびしいことです・・・。

 

 

最後はチョットでアフタヌーンティしながら

お能の感想をお話ししました。

みなさんそれぞれ着眼点が違って新鮮!!

 

普段フィギアスケート好きな方は、すり足がたまらんっておっしゃってたり^^

 

参加者最年少20代前半のサトリ世代女子からも

迫力で面白かったと

めずらしく興奮したふうの感想をもらいました。

 

うーん

いつもなにごとにも諦観を示して反応が薄すぎるサトリ世代の子も

感動させてしまう力を持っているんですね!お能は!!

 

 

実はお能って

今の若い人に合ってるのではないかなあと店主は思っています。

 

以前「夜討曽我」という演目をテレビで見たのですが

曽我兄弟の敵討ちのお話しで、次から次へと敵と戦って果てしのない内容です。

最後は討たれたり生け捕られたりでハッピーエンドでもない。

ただひたすら戦って戦い続けるということが

今の時代に生きている自分のことのように思われたのです。

ちょっとおおげさですが。

でも、今ってただ毎日まじめに働いていればつつがなく生きていけるような安穏な時代でないことは確かですよね。

 

お能は「修羅」とか「鬼」を描くものがあり

昭君でも鬼が登場するのですが

お能が盛んだった時代は室町時代から戦国時代

世の中がとても不安定で戦いに明け暮れて

心が干からびてしまった人を修羅というのだと思うのですが

今の時代も修羅な人が多いのではないでしょうか。

そんな姿を「悲しいね」と眺めて涙するとちょっとスッキリするなんてことも、ありますよ^^

ちょっと根暗い楽しみかもしれませんが、それもまた日本文化なんだと思います!

 

 

もしお能に興味を持たれましたら

一度ぜひご覧になってみてくださいね!!

 

 

 

chottoもまたいろいろ見てゆきたいと思います\(^o^)/